生産ラインの管理、細かくいえば、吸気系や燃料系、インジェクターの部品の、樹脂成型生産するための設備を企画し、完成させ、最後に引き渡しするまでの調整的役割を担っています。

僕の携わる業務は、非常に複雑な工程を経て構築されます。人、メーカー、時間、マシン……。さまざまな要素が絡み合い、どれだけ綿密な計画を立てても、工程にはどうしても不具合が生じます。

例えば、業者さんは完璧な製品を持ち込みます。しかし製品と製品を組み合わせるうち、微妙なズレが生じます。これは数字で表せるものではなく、メーカー毎の個性や相性によるといえるでしょう。

企画の大幅な見直しが生じることもあります。

しかし新車発表に合わせ、どうしても納期に間に合わせなくてはなりません。

僕の仕事は、こうした微妙な関係など、あらゆる可能性を想定することが必要になります。

ただこれはガムシャラにやればいいというのではなく、先輩達によると、経験則により、先が読めるようになるものなのだとか。だからもっと経験を積みたいんですよ。

やっと設備の引き渡しが完了した時には、現場の人々と喜びを分かち合います。この達成感があるからいいんです(しかしすぐ次に頭を切り替えますが)。

万博が取り持つ縁?

僕は経済学部の出身です。全く場違いのこの世界に入ったのは、愛知万博のトヨタ館でのバイトがきっかけ。半年の間、二足歩行ロボットのオペレーターを勤め、そこで杉浦社長にお世話になったんです。というよりオージーエヌからトヨタ館にアルバイトスタッフとして派遣されたのです。

同じような経緯で入社した仲間は多く、また互いにはじめて先端技術に触れた者同士という共感もあって、今もいい仲間ですよ。万博がこんな風に人間関係を作るなんて、縁って不思議なものですね。

趣味はF1や富士スピードウェイなどレース観戦。バイクが好きで、特に加賀山就臣の大ファン。
オフの日は皆でツーリングすることもありますが、一人で走ることも好きです。仕事で大勢の人と関わっているので、バランスが取れているのかも知れません。

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